美しい姿勢に猫背は大敵
背骨には身体を支える重要な役割があり、背骨がゆがむと肩こりだけでなく、内臓の不調や冷え、むくみなどさまざま身体の不調をもたらすと言われています。
猫背を矯正することで姿勢が美しくなることはもちろん、身体の内面を整える効果も期待できます。
猫背矯正を受ける方によくある症状
-
長時間の
前かがみ姿勢
が続く -
息苦しさ
を感じる -
つらい肩こりで
悩んでいる -
猫背が治らない
背骨や肋骨の役割についてご存知ですか?
背骨は身体を支える重要な骨です。
背骨の中には神経が通っており、背骨がゆがむと内部の神経が圧迫され、手足の痺れなどさまざまな不調を引き起こす原因になります。
また、背骨は肋骨と繋がっており、背骨に問題が生じると肋骨にもダメージが伝わりやすくなります。
肋骨は内臓を保護する役割があるため、呼吸器系などにも影響が及ぶと言われています。
【背骨の役割】
背骨は、体幹の中軸をなす背中の骨です。
背骨は複数の骨から構成されており、
・頸椎(7個)
・胸椎(12個)
・腰椎(5個)
・仙椎(5個)
・尾椎(4個)
の集まりです。椎骨と呼ばれる33個の小さな骨が連結しています。
人間の背骨は成長するにつれてS字状の曲線を描きます。
この曲線は生理的弯曲と呼ばれており、身体を支える働きがあります。
また、背骨には神経を保護する役割もあります。
背骨の中には脊柱管という穴があり、脊柱管を通って中枢神経が全身へと伸びています。
【肋骨の役割】
肋骨は胸部の内臓を覆う骨です。
左右それぞれ12本で構成されており、背骨や胸骨と繋がっています。
肋骨内部にできた空間は胸郭といい、心臓や肺を保護する役割や呼吸をサポートする働きがあります。
実は呼吸する際、肋骨はダイナミックに動いています。
息を吸う時は、呼吸筋が肋骨を広げ、胸郭を大きくすることで肺が膨らみます。
一方、息を吐きだす時は、呼吸筋を緩め、肋骨を引き下げることで肺の空気を外へ押し出します。
【猫背の原因】
猫背は背骨が丸まり、頭が前方に突き出ている姿勢のことです。
前方に頭が突き出ると、背骨全体を使って頭を支えることができなくなるため、首や肩の筋肉に過度の負担がかかります。
猫背になる原因は、筋肉の硬直や弱化であると言われています。
背骨は腹筋や背筋などの筋肉によって支えられているため、筋肉の働きが弱ってしまうと正しい姿勢を維持することが困難になります。
デスクワークやスマホの利用など長時間の前かがみの姿勢は猫背のくせがつきやすく、筋肉の硬直や弱化を招く要因の1つです。
猫背矯正によって改善が期待できる症状
息苦しさや内臓の不調、肌荒れなどお悩みではありませんか。
猫背は肩こりだけでなく、身体にさまざまな不調をもたらすことで知られています。
次に猫背矯正を行うことで改善が期待できる症状や効果についてご紹介します。
【肩こりや腰痛】
肩こりは猫背と深い関係があると言われています。
通常、背骨全体を使って頭を支えていますが、猫背になると首や肩のみで同じ重さを支えることになるため、筋肉に過度の負担がかかり、肩こりに繋がります。
また肩こりで筋肉の緊張状態が続きますと、関節や椎間板にも悪影響が及び、腰痛やしびれの原因にもなります。
【呼吸器系のトラブル】
息苦しさの原因の1つは猫背にあると言われています。
猫背によって前かがみの姿勢が続くと肋骨が圧迫され、胸郭が膨らみにくくなってしまうため、深く呼吸することが難しくなるからです。
また、猫背によって腹式呼吸に必要な横隔膜などの筋肉が衰えてしまうことも呼吸器系の不調を感じる要因の1つです。
【内臓の不調】
猫背の影響で呼吸が浅くなると代謝が落ち、内臓の機能の低下に繋がります。
その結果、食欲の低下や便秘、生理痛などの症状の原因になると言われています。
さらに、背骨がゆがむと脊柱管を通る神経や血管が圧迫されてしまうため、自律神経の不調に繋がります。
自律神経の調節が正常に機能しない場合、不眠症やめまい、動悸、胃もたれなどさまざまな症状が現れます。
また、これらの症状が慢性的に続くと精神的ストレスを感じ、鬱状態に陥ることもあります。
【美容】
猫背による内臓の不調は美容にさまざまな影響を与えます。
・肌荒れ
・ニキビ
・冷え性
・むくみ
・バストの垂れ下がり
・ポッコリお腹
また、見た目においても猫背は背筋が丸まっているため、だらしない印象を与えてしまいます。
猫背を改善することでスタイルが良くみえるだけでなく、冷え性やむくみなどの解消にも効果が期待されています。
藤本整体院【猫背矯正】
背骨の矯正を行っていきます。
とくに肋骨や肋間筋、胸隔膜等が硬くなっていると呼吸(肺)や心臓等への負担で苦しくなることがあります。
側弯症と違って、左右傾いた方向への圧迫が内臓に負担がかかり、結果として喘息などを引き起こす可能性があります。
さらにその姿勢から首への負担が増し肩こりや頭痛の元になっている事があります。
具体的には骨盤、腰椎、胸椎、頚椎の順に柔らかく優しく矯正していき肋間を緩めていきます。
この場合大切なのは日常の姿勢の改善です。
普通に姿勢を良くしなさいと言っても、本人にはその姿勢が苦しいことが多いです。
良く聞いてみると「この姿勢をすると、ここら辺が痛い(苦しい)」と言うことが多く、そこが硬くなっているために不良姿勢を取ってしまう事が多くなります。
そこを中心に矯正やストレッチ体操を行っていくと、子どもの場合意外と早く改善していくことが多いです。
「姿勢を良くしなさい」とばかり言うよりも協力してそこを見つけるようにしましょう。
ただし一点だけとは限らないためご注意ください。
よくある質問 FAQ
-
- 猫背といわれていますが、側彎(そくわん)とは違うのですか?
- 一種の側弯症です。縦の変化と横の変化の違いで、身体に起こる影響が違います。
-
- 側彎症(そくわんしょう)とどう違うのでしょうか?
- 形状的には縦と横の違いですが、圧迫される胸の部分の臓器や神経が違っています。例えば心臓と肺像の様に微妙ですが違います。
-
- 姿勢が悪いと言われて気を付けているのですが、どうしたらいいでしょうか?
- 何故姿勢が悪いのかを考え、その原因を取り除く施術が必要です。
著者 Writer
- 院長
藤本 廉三(フジモト レンゾウ) - 資格:鍼師、灸師、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師
趣味:映画鑑賞、読書
得意な施術:腰部骨盤矯正、頚椎矯正、頭蓋骨矯正
経歴:昭和59.60年に資格を取り開業
平成元年よりオステオパシー協会に入会以後研修に励む
※元全日本オステオパシー協会副会長
症状からメニューを選ぶ Select Menu
-
もっと見る
-
もっと見る
-
もっと見る
-
もっと見る
-
もっと見る
-
もっと見る
-
もっと見る
-
もっと見る
-
もっと見る
-
もっと見る
-
もっと見る