藤本先生という才人
わたしが藤本先生とお知り合いになったのは、1992年のころ、全日本オステオパシー協会に入会したころだから、もう30年近くのお付き合いになる。
最初は協会では兄弟子にあたり、右も左も分からない私をよく指導してくれた。
今でこそ日本オステオパシー連合ができ仲良くやっているが、設立当時はなかなかうまくいかずに分裂の危機が何回もあった。
その時でも、藤本先生は中心がぶれることなく忽然とたっておられた。
現在の全日本オステオパシー協会は、藤本先生と橋本先生の全然お金には成らないが、日本に本物のオステオパシーを残そうとの強い意志があったればこそでできあがったものである。
だから私は、藤本先生を心のそこから尊敬し、30年やってこられた。
このような人間性は、彼のオステオパシーのわざにきちっと出てくる。
全日本オステオパシー協会の初代会長の「古賀先生」が生きておられたら、目をほそめて藤本先生の成長を褒めるであろう。
患者さんも、藤本先生に安心してまかせてついてきてほしい。
前 全日本オステオパシー協会会長 日本整形外科専門医
髙木邦彦
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